SVS16 イザナミのブラッキー 最終122位 R2101

こんにちはシンです。

S16にてR2100を超えることができたので記事に残そうと思います。

よければみてみてください。

【使用構築】

【構築経緯】

今期のテーマは「環境上位のポケモンで構築を組む」でした。過去に使用したパーティは上位のみで組んだものは少なくまた、環境上位のポケモンの練度が個人的に乏しいと感じた為、今期は上位のポケモンをふんだんに使い自身の理解度を深めようという思いのもと構築を組みました。

選定

構築を組もうとした際にまず決まったのがハバカミカイリューパオジアンです。この3匹を構築に同居させたことが今までなかったこと、またこの中でもパオジアンは過去に鉢巻での使用しかしたことがなかった為今回は襷で使用することは決めてました。

次に決めたのがブリジュラスです。ブリジュラスは前期にパワフルハーブで少し使ったことがあるのですがその時の使用感が良かったので今期も使おうと思いました。テラスは電気で流行りのママンボウをワンパンする為です。

次に選んだのがガチグマ(毒チョッキ)です。先発で出し相手に負荷を大きくかける為に採用しましたが使用してしっくりこなかった為、前期使用感がよかったタケルライコにすぐさま変更しました。

最後に選んだのがブラッキーです。この枠は受崩しに使用しようと思ってました。受崩しをするだけなら叩き採用のオーガポンが手っ取り早いのですが前期使用してしまった為、せっかくなら別のポケモンを採用しようと思い自身がシーズンの中盤で受けルを崩す為に、たまに採用していた呪いを搭載したブラッキーを採用しました。

シーズン序盤~終盤パーティ

基本的にパーティはほぼ変更なしで1シーズン乗り切りました。

ハバカミは今までブーストとジャポと襷の3種類を使用したことがありますがジャポの使用感が良かった為、この型で採用しました。この型で最後まで乗り切ろうと考えていたのですがシーズン終盤の3桁付近でジャポのみ電気カミをかなりみかけるようになり初手に対面した時、

①お互いが電気テラス切る

②どちらかがテラスきる

③お互いきらない

④どちらかが引っ込める

の4つのルートになりますが初手カミが対面した時に毎度この4つの選択肢があるのは疲れるし不毛な対面であることは間違いないのでこの拓を回避する為に最速の身代わりジャポへと型を変えました。(そもそもこのカミはテラス切らない枠として採用している為、あまりテラス(電気)を切るという動きはしたくなかったのもある。)また、技構成に痛み分けを入れたのはこのパーティがディンルーにかなり苦しめられていたからです。ディンルー入りのパーティにはタケルライコで強引にテラスを切って対応していましたが全く安定しなく勝率がかなり悪かったです。この技をいれてからは終盤に当たったディンルー入りの構築に対して安定して勝つことができたのでこの選択は正解でした。

次にカイリューですがカイリューがこの型になった経緯としてハバカミがブーストエナジー型ではない為、構築でストッパーの役割を果たすポケモンがおらず、相手に積まれてしまうとすぐに試合が終わってしまうことからこの型で採用しました。厚底ブーツなのはステロを展開されてもしっかりと役割を果たせるようにする為です。技構成は使いやすいしんそくとけたぐり、このカイリューは2番手のハバカミと対面することが圧倒的に多い為、カミを倒す為に鋼テラスでアイアンヘッドを採用。最後に裏のブリジュラスを動きやすくするためにSダウンを目的とした電磁波を採用しました。

最後にタケルライコですが当初は水テラバで使ってました。理由がこのパーティはキョジオーンがかなりきつかったことと、ブーストをみたら氷想定で動いてくる人が多かった為、認識をずらす目的で水にしていました。しかし、終盤になってちょくちょく当たるようになったドオーに対してこのパーティが「ブラッキーで嵌めに行く」以外の勝ち目がなかった為、最終日に氷に変えました。

【個体紹介】※ここからは普段の書き方

ハバタクカミ@ジャポのみ、ノーマルテラス

性格:臆病

努力値:BS252、H4

技構成:ムーンフォースシャドーボール、みがわり、痛み分け

先ほど語った通りジャポの実電磁波カミとディンルー入りに対して強く出る為にこの技構成で採用した。

ジャポのみカミは意地パオ抜き調整が多い為、対面するカミはブーストを除き全て上を取れた。BS調整にしている為、意地パオジアンのつららで乱数1発(18.75%)で落ちてしまうのがネックではあるが最速にしていることで最速のパオジアンの上からつらら落としで怯まされて負けるというリスクをS調整個体よりは軽減できているのがとても偉かった。また、痛み分けの存在はとても大きくパオジアン(初手襷ムンフォワンパンポケモン含む)を倒した後に出てきた暁ガチグマや先制技を持たない且カミより遅いポケモンのHPを大幅に削れる為、採用して本当によかったと思う。

カイリュー厚底ブーツ、鋼テラス

性格:意地っ張り

努力値:H244、A236、BD4、S20

技構成:神速、アイヘ、けたぐり、電磁波

自身しかつかっていないであろう300色目のカイリュー。このカイリューは従来の使い方とは異なり高火力で殴りつつ裏のブリジュラスの場作りをする「繋ぎ」を意識したハイブリッド型となっている。AはHBぶっぱのカミがテラスアイへで乱数1発(81.25%)で落ちるライン。技構成はアイへ神速に加えてガチグマ対策のけたぐりを採用した。技構成の都合上サーフゴーに対しては何もできない為、サーフゴーにはあまり投げることはなかったがサーフゴー自体はこのパーティだと有利取れるポケモンが多い為、その時は選出を別のポケモン(パオジアンが多め)に変えていた。※このパーティのエースはブリジュラスですが目の前のハバカミ倒す時は問答無用でテラスきります

ブリジュラス@パワフルハーブ、電気テラス

性格:控え目

特性:頑丈

努力値:CS252、D4

技構成:エレクトロビーム、メテオビーム、流星群、ミラーコート

2つのビームを使いこなすこのパーティのエース。基本的にカイリューで電磁波を打ったポケモンをビームの餌として次のポケモンに流星群もしくはミラーコートをぶつけて勝利をつかむ。電気エレクトロビームの火力がすさまじくD補正チョッキのママンボウが吹き飛ぶ他、Hぶっぱ、D100振りレベルの毒ガチグマでさえ飛ぶ。基本的に全ての技が1回しか打てないというデメリットがあるが技のすべてが1撃必殺レベルな為、この技構成にしていて困ることはそこまでなかった。ラスカがないがテラスしてきたハバカミやチョッキのガチグマはミラコがないと倒せない為、ミラコがあったおかげで拾えた試合の方が圧倒的に多く感じた。特にビームで1段階上がったブリジュラスの前で悠長に積んでいる余裕などそこまでなく基本的にみんな殴ってきた。

因みに対晴れパに対してとても強く初手のコータスをメテビ、次のハバカミorホムラを流星群orミラコで倒せる為、ほぼ2体1から始められる。偉すぎ。

 

ブラッキー@ラムの実、ゴーストテラス

特性:精神力(シンクロの方が生きる場面多かった)

性格:ずぶとい

努力値:HB252、D4

技構成:くろいまなざし、のろい、ねがいごと、みがわり

このパーティの一番の問題児

ブラッキーのテンプレの技構成であるイカサマ、願い事、まもる、あくびでの採用ではなく今回は受けルと最近増えつつあるドーブルバトン、ライドバトン等を徹底的にメタった型にした。持ち物はグライオンドヒドイデの毒々、ドーブルのきのこの胞子を1回のみだが防げるラムの実。このポケモンの嵌めれるポケモンの範囲が非常に広く、受けだとヘイラッシャ、クレベースハピナス、ラッキー、ドヒドイデ、キョジオーン(ゴーストは無理)、グライオン、ドオー。どくびし型のオオニューラなどは全て対象。サーフゴーとラウドボーンが例外として嵌めることはできないがこのパーティに対して全てのプレイヤーがグライラッシャハピしか投げてこなかった為、気にすることはなかった(おそらくぱっと見でその3体がベストの選出らしい)。

因みに初手ドヒドイデ捕まえた場合1ターンで勝利が決まる。

この型を勝手にイザナミ型と呼んでいるが、元ネタはナルトです。相手に気づかれることなく道術に嵌め、嵌めた瞬間から相手を抜けられない牢獄に閉じ込める。呪いを打つタイミングはこちらが自由に決められる(大体13分~15分で呪いを開始した)為、くろまなに嵌めた瞬間から試合をずっと支配できる。抜け出すにはこの勝負を捨てて自分の運命を受け入れ降参ボタン押すしかない。この選択は相手に決めさせる。

サスケ「(イタチが何を喋っているのか全然頭に入ってこない……)」 | ガリレオを殺さないで!!

※記事にしたのでもう使いません

 

パオジアン@気合の襷、ゴーストテラス

性格:意地っ張り

努力値:AS252、D4

技構成:かみくだく、つらら落とし、聖なる剣、氷の礫

普通の襷パオジアン。技構成は鉢巻で採用していた技構成をそのまま採用した。

かみくだくサイコファング、礫が不意打ちのケースが最近だと多いが今回ウーラオスに対して打点がない代わりに襷イダイトウやサーフゴーに対して安定して攻撃できるようになった。またつららを必ずしも打つ必要がなくなった為、その点もかみくだくの良さがでていた。性格は意地にして火力UPを図っているが相手がようきパオジアンだと確定で負けるので同速勝ちたいのであればようきのほうがいいのかもしれない。

タケルライコ@ブーストエナジー、氷テラス

性格:控え目

努力値:H219(148)-A(0)-B119(60)-C191(132)-D110(4)-S116(164)

技構成:10万ボルト、テラバースト、竜の波動、迅雷

前期と同じ型。ドオーが無理すぎたので氷テラス採用。あまりにもランドやカイリューには氷テラスが読まれすぎて決まらなくなってきた為、最終日上位の人のランドに対して10万ボルト打ち込むくらいにはおかしなプレイングしていた、、、、

(基本的にこの対面、相手はスカーフとんぼ打つか、テラスするかなのでパーティみてスカーフなら一旦氷テラス、明らかにチョッキかHDなら10万ボルト打っていた。因みに最終日4回ほど10万ボルト打ったが全員テラスしてきたので透かされることはなかった)

【選出例】

①ハバカミ+カイリュー+ブリジュラス(サフゴいる場合はパオジアン)

②ライコ+パオ+ブリジュラス(ライコはランドロスいる時が多め)

スタートは大体この2匹(ハバカミが多い)だが2番手はカイリューとパオどちらも取れるしハバカミ出す場合もある。最終的にはブリジュラスが3体目に来るように選出を組むようにした。但しライコカイリューで組むとお互いテラス前提枠なので極力避けた。

ブラッキー+a2(大体ハバカミとパオジアン)

受に対してはブラッキー1匹で基本勝負決まる。

バトンに対しては初手ハバカミで1体目を適当に流し胞子がハバカミに着弾したタイミングでブラッキーを出して、呪いを入れにいった。呪いを入れられたポケモンが能力UPと回復と攻撃全てを両立することはできないのでブラッキーでみがわりとねがいごと繰り返しているだけで勝てる。

【重かったポケモン

グライオン(完全に盲点だったけど殆ど受け構築に入っていたのでなんとかなった)

初手のHD持久力ブリジュラス(ずっとしんどくて安定して倒せたこと一度もない)

ランドロス(なんとかなってたけどいるだけできつい)

【最後に】

レギュF楽しいので来期も潜れたらやります。

ようやく2100超えることができたので次はより上を目指して頑張ります。